江戸時代古地図をめぐる

本会会員で国際地図収集家協会(IMCOS)日本代表を務める山下和正氏が、
「江戸時代　古地図をめぐる」と題する本を出版されました。
江戸時代の各種図版の分類と解説に従った図版９５点（約半数がカラー）を
収録しています。
新書版のため、図版の収録に際して縮小され細部は判読できませんが、
図版の全体を特徴をとらえる上ではかえって好都合となっています。

　出版社　NTT出版（株）
　新書版220ページ　
　１９９６年３月発行

〈国絵図〉　甲州全図　江戸後期　(770mm×925mm)

〈街道道中記〉　東海道道中図（仮題）　刊年　幕末　(385mm×517mm)

〈京都全図〉　元治新撰皇都細見図　刊年　元治元年(1864) (518mm×738mm)

〈大坂全図〉　新板増補大坂之図　刊年　延宝六年(1678) (956mm×598mm)

〈江戸全図〉　万代御江戸絵図　刊年　天保六年(1835) (518mm×690mm)

〈海岸図〉　津軽海峡周辺図（仮題）　刊年　幕末　(256mm×367mm)

〈一般道中記〉　慶応新版大日本行程大絵図　刊年　慶応元年(1865) (320mm×2484mm)