奥久慈男体山


奥久慈男体山


 三連休の初日の18日に久慈男体山に行ってきました。

 男体山といえば日光の男体山を思い浮かべますが、こちらは
茨城県の久慈川の上流にある袋田ノ滝の近くにの男体山で、
標高こそ654メートルですが、西側が岩壁になっていて、常陸の国の
妙義山と呼びたくなる山です。

 麓の集落の裏から急斜面を登って、一時間弱で山頂に着くと、
祠の裏側が岩壁になっていて西側に展望が開けます。
あまり遠くの山は見えませんでしたが、八溝山から続く奥久慈の山が
幾重にも重なっています。展望の良い日には、本家の日光男体山や
筑波山の男体山も見えるはずです。カシミールで見ると三つの男体山を
結ぶとほぼ正三角形になっているのが分かります。

 男体山から北に続く岩壁をたどると袋田ノ滝に至ります。
道はいくつもある小さなピークを、越えたり巻いたりして続き、
最後に四段になった袋田ノ滝の横を階段で下って、有料(100円)の
トンネルを潜ると滝下に出られます。上から見ると上流の水田が広がる
風景とは対象的に、狭い谷の中を流れている滝が良く見えます。
もっと水量がある季節に行けば、迫力があるだろうと思います。



コースタイム(参考)
久慈男体山
2000/3/18
新宿 4:36 総武線の初電に乗車
新宿 4:45 いつもの山手線で上野へ
上野 5:08 5:10 常磐線の初電で出発
水戸 7:00 7:27 水群線に乗換える
西金 8:34 8:40 真新しい駅舎、車道を歩き始める
湯沢温泉 9:00    篭岩への道を分ける
弘法堂 9:45    お堂の裏から男体山が良く見える
大円地 10:00    男体山の岩壁が大きく迫る
分岐 10:10 10:20 一般コースと健脚コースの分岐点
男体山 11:15 11:40 岩壁の上の祠の裏から展望が広がる
持方牧場 12:15 12:20 ここから東側の牧場と分かれる
第二展望台 13:30    岩の上の展望台、水群線が小さく見える
第一展望台・後山 13:40 13:45 三角点のあるピーク
月居山 14:15 14:20 新しい石碑だけが残る城跡
袋田ノ滝 15:05    滝を横に見ながら階段を下る
袋田 15:38     川沿いの道を駅にいそぐ
水戸 15:40 17:10 一本前の列車に間に合う
日暮里 19:14    予定より早く帰宅

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First issue Aug.9 2000(Rev.0)