那須岳


那須岳



峰の茶屋から見た朝日岳
 11月6日の土曜日は那須岳に行ってきました。
前日の5日は展望が良かったので6日もと期待して行ったのですが、
曇り時々晴れの中展望といったところでした。

 コースは、ロープウェイの山麓から峰の茶屋、朝日岳、三本槍岳に
登って中の大倉尾根から北温泉に降りました。那須岳というとロープウェイも有る
観光地ですが、朝日岳の岩壁や這松を登ると二千メートルに満たない山とは思えない
高山の雰囲気です。

峰の茶屋からの茶臼岳         茶臼岳裏側の噴気口

剣ヶ峰附近の岩峰          朝日岳への登り                     朝日岳の稜線近くの登り
 朝日岳からは遠くの山は見えませんが、近くの会津の山々が良く見渡せます。 近くには流石山、大倉山から男鹿山に連なる県境の山々、荒海山は太郎岳と次郎岳の 双耳峰が薄っすら見えます。その北に七ッ岳が長く延びています。  朝日岳からは笹と這松に覆われた緩やかな道をたどり、一等三角点のある三本槍岳 からは北側の山の展望が開けます。今日は旭岳の隣に二岐山が見える程度ですが、 三本槍岳は、東京から見える最遠の山で、遠く朝日連峰が見えるとのことです。 展望の良い日にまた訪れてみたい山頂です。 
熊見曽根からのパノラマ
 東京から見える山というのは、小暮理太郎氏が半世紀以上前に完成されたテーマで、 「赤羽台より西、北及東北を望む」という展望図に那須連山の黒尾谷岳、南月山、 茶臼岳、白笹山、三本槍岳、大峠、三倉山が描かれており、日本橋を起点にして 164kmで東京から見える山の最遠の山としています。  現在都区内にある高層ビルの展望台から見える山とすると、さらに北の福島県内の 権太倉山(976m)が最遠の山となる可能性があります。

コースタイム(参考)
那須岳
99/11/6
新宿 4:45 いつもの始発電車
上野 5:08 5:10 急いで乗り換え、天気があまりさえない
黒磯 7:47 8:00 那須野原は、丁度紅葉の見頃 
ロープウェイ山麓駅 8:50 9:00 曇りで山頂には少しガスがかかる
峰の茶屋 9:50     風の通り道に立派な避難小屋が立っている
噴気口 10:05 10:10 噴気口のまわりに硫黄の結晶が出来ている
峰の茶屋 10:25 10:30 天気が回復し青空が見える
朝日岳 11:00 11:10 山頂から茶臼岳の噴煙が良く見える
清水平 11:50 12:20 風を避けて窪地で昼食
三本槍岳 12:55 13:10 少しの登りで山頂に到着
中の大倉尾根 14:20 14:25 緩やかに続く笹原を下る
北温泉 15:15     大きな露天風呂がある一軒宿
北温泉口 15:30 15:35 途中から車道、旭温泉は廃業していた
黒磯 16:20 16:37 タクシーの回送にバス料金で乗る
赤羽 20:15     途中、人身事故の影響で約1時間遅れる

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First issue Dec.28 1999(Rev.0)