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8月12日から14日まで二泊三日で朝日連峰の縦走に行ってきました。 鶴岡からバスで泡滝ダムに入って大鳥池に一泊、以東岳から竜門小屋泊、 大朝日岳から朝日鉱泉に下る予定でしたが、14日には弱い熱帯性低気圧の影響が 東北南部にも及んで風雨が強まり、竜門小屋から日暮沢にエスケープとなりました。 今回は以東岳の登りの途中で月山が見えた程度で展望報告ネタはありませが、 以東岳から竜門小屋までのなだらかな稜線では、花が途切れることなく咲いていて 霧ときどき雨のなか目を楽しませてくれました。天気の良いときにまた訪れたい 魅力ある場所です。
以東岳への登りの途中から見た大鳥池 下山してみると集中豪雨で関東地方では被害が出ており、早めに撤退したのは 正解だったと納得しました。日暮沢からのバスの便が無いので5時間の林道歩きを 覚悟していたところ、雨で入山を見合わせた登山者の車に拾われて助かりました。 朝日連峰でも私が行く前の二週間はずっと天気が良かったと小屋番のおじさんが 行っていました。今年の夏の高気圧の中心軸はずっと東北地方にあったので、東北の 山の当たり年と思って出かけたら、今回は熱帯低気圧にやられました。 竜門小屋から最高峰の大朝日岳までは二時間程ですが、こんな天気で登っても 何も見えないので、天気の良い日のあらためて出直すよう考えた次第です。 13日の正午の時点で熱低の中心は御前崎沖だったので、太平洋に抜ければ晴天 になると思ったら、14日には関東に進んで大雨となり、東北南部の山の上でも影響が ありました。やはり、山の上では早めの判断が大切ですね。![]()
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上から見た一ノ滝 水流が岩を打つ二ノ滝 四ノ滝 最後の大滝
コースタイム(参考) | |||
99/8/12 曇り時々晴れ | |||
新宿 | 23:09 | ムーンライト越後の指定を確保 | |
村上 | 6:20 | 6:25 | 新潟県内の強雨で15分遅れる |
鶴岡 | 7:55 | 8:37 | 曇りだが山は見えない、山交モールまで移動 |
大鳥 | 9:55 | 10:15 | バス停前の朝日屋で会員バスの券を買う |
泡滝ダム | 10:40 | 林道を進むとすぐ山道になる | |
冷水沢出合 | 11:50 | 12:05 | 沢沿いの平坦な道、弁当を食べる |
七ヶ滝分岐 | 13:05 | 豪快な七ヶ滝を見るコースを通る(鎖場有り) | |
大鳥小屋 | 14:00 | 池のほとりにある二階建ての快適な山荘 | |
99/8/13 曇りのち霧雨 | |||
大鳥小屋 | 4:50 | 稜線に朝日が当たり、以東小屋が上に見える | |
オツボ峰 | 7:10 | 7:20 | あたりは高山植物の宝庫、霧の中に入る |
以東岳 | 8:10 | 8:30 | 霧雨で何も見えない、縦走を続けるか思案する |
狐穴小屋 | 10:20 | 11:00 | 途中で一瞬以東岳が見える、小屋で昼食 |
寒江山 | 12:00 | 雨が強くなる、ペースを上げて竜門小屋へ | |
竜門小屋 | 12:50 | 二階建ての小屋がほぼ満員、夜半に風雨が強まる | |
99/8/14 雨のち曇り | |||
竜門小屋 | 5:00 | 日暮沢小屋へのエスケープルートをとる | |
清水岩山 | 6:30 | 6:35 | 森林限界の上は風雨が強い |
日暮沢小屋 | 8:10 | 8:30 | 下では雨が止んでいた。 |
大井沢 | 9:15 | 大井沢まで車に便乗、関東での被害を聞く | |
月山口 | 11:05 | 11:20 | 山形行きの高速バスをつかまえる |
山形 | 12:35 | 13:44 | 曇り空だが下界は暑い |
赤湯 | 14:18 | 16:03 | 赤湯温泉の外湯で汗を流す |
福島 | 17:12 | 17:49 | 福島からは新幹線を利用 |
東京 | 19:48 | 定刻に到着、東北本線には遅れが出ていた |
参考文献 昭文社 山と高原地図 9 「朝日・出羽三山」 西澤信雄著 「みちのく朝日連峰山だより」 山と渓谷社
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First issue Aug.31 1999(Rev.0)
Updated Sep.2 1999(Rev.1) 写真追加