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最終日は、海金剛を遊覧船でまわるのんびりした一日である。温井里より車に乗り海金剛の入り口の立石里(ソントルニー)を目指す。温井川に沿って水田が広がり、いたってのどかな風景を行く。途中の三日浦(サムイルポ)で、湖水に写る金剛山を見ながら休憩し、小さな漁村の立石里に着く。ここで、海金剛を巡る遊覧船に乗る。海金剛の名を最初に聞いたのは、紀伊半島の南端にある大島を旅したとき、海金剛という名の名所があり、朝鮮半島の海金剛に勝るとも劣らない風景であるとの説明があった時であっが、今ここはその本家本元である。
船上から海金剛の風景を眺める。中でも圧巻は万物相で、昨日見た山の万物相の風化した花崗岩の岩峰をそのまま海に沈めたような景色なので、その名がついた場所である。海上から地図上の山々の頂を一つ一つ確認していると、長年の夢で合った金剛山の周遊が実現したことを改めて実感し、長いようで短かった4日間を思い出に刻んだ。