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金剛山は朝鮮半島の軍事境界線(38度線)の北に有り、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の領土となっています。金剛山は、現在でも北朝鮮を代表する観光地で、温井里を中心として外金剛を巡る観光コースとなっています。しかし、軍事境界線に近い内金剛は、外国人や民間人の立ち入りが制限されていると聞きます。
現在なにかと話題になる北朝鮮ですが、分断の歴史は、第2次世界大戦後の冷戦が原因としても、36年間に渡る日本の支配が遠因にあったことを、日本人として忘れてはならないと思います。
朝鮮半島と日本は古来より交流があり、朝鮮半島から多くの渡来人が日本に住み着いたとの記録もあります。現在の不幸な状態を乗り越え、東アジアに平和が訪れ、自由な旅行が出来る日が来ることを祈りながら、夢の周遊記を終えたいと思います。
【参考文献】 金剛山の名所の記述と写真は、主に次の著書によります。 万二千峰 朝鮮金剛山 満鉄京城鉄道局蔵版 大正13年 金剛山 田村 剛著 朝鮮旅行案内記 朝鮮総督府鉄道局 昭和9年 【地図】 五万分一地形図「内金剛」大正5年測図昭和10年修正測図 「外金剛」大正5年測図 「海金剛」大正5年測図 地図は、国会図書館地図室に所蔵されるものを用いました。4日目へ戻る