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梅雨の晴間 ゴールデンウィークが過ぎると山の雪が融けて、冬山の特別の技術がなくても 2000メートル級の山に登れるようになります。 そのかわり、例年五月の下旬頃から七月の下旬にかけては、日本の南岸に梅雨前線が停滞し、 前線の上を低気圧が続いて通過し、湿度が高く雨の日が続きます。 この梅雨前線は、北にある寒冷な気団と、夏の太平洋高気圧の温暖な気団の境界線で、 日本の上空で、二つの性質の異なる気団がぶつかり合って雨を降らせています。 しかし、梅雨の季節の天気図を見ていると、前線の活動が弱まるときがあり、 梅雨の季節でも、週末に一度か二度好天に恵まれることがあります。 1998年06月20日(土)-21日(日)1998年06月20日(土) 山陰地方に小さな高気圧があり前線が南に押し下げられています。 1998年06月21日(日) 高気圧は日本海の中央部に移動、前線上の九州に次の低気圧が発生し、 雨が降り始めるのも時間の問題です。 蓼科山からの展望 1998年07月18日(土)-19日(日)
1998年07月18日(土) 二つの低気圧に挟まれた高気圧で、束の間の晴天が広がりました。 1998年07月19日(日) 九州付近に次の低気圧が進んできて、再び前線の活動が活発になました。 雲海の御嶽山 1999年06月12日(土)-13日(日)
1999年06月12日(土) 西日本に中心を持つ高気圧に覆われ晴天が広がっています。 1999年06月13日(日) 高気圧は東海上に移動しましたが、まだ高気圧の圏内にあります。 次の低気圧が東シナ海に発生し、天気は下り坂です。 金峰山 1999年07月09日(金)-10日(土)
1999年07月09日(金) 南海上に低気圧があるが、梅雨前線が日本附近で衰弱して消えている。 1999年07月10日(土) 低気圧はほとんど停滞し、本州中部は晴天となっている。 武尊山からの展望
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First issue Apr.29 2001(Rev.0) 初版発行
天気図は、気象年鑑から引用しました。